■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2021年9月28日
■放送内容
「彼は、銃で撃たれても、カメラを離さなかったんです」
そう話すミャンマー人の男性は、14年前、ミャンマーで命を落とした1人の日本人の姿を鮮明に覚えていました。あの時、故郷の現実を伝えようとしてくれたことに、心が震えたと言います。その日本人が、なぜ命がけでカメラを握り続けたのか、ずっと考えてきました。 (国際部 記者 栄久庵耕児)
(中略)
長井さんが見つめてきたのは、常に「弱い立場」の人たちです。
報道は「客観的」であるべきだということばを嫌い、立場が弱く虐げられる側の人たちの視点に、徹底してこだわっていたといいます。
パレスチナで戦車に石を投げつける子どもたち。
不発弾で大けがをしたイラクの子どもと泣き叫ぶ母親。
長井さんの撮影した映像を編集してきた針谷さんは、いつもある「視点」に貫かれていると感じていました。
それは、武器や力を持たず虐げられる人たちの側に立ち、レンズの向こうに映る現実を直視する、長井さんのまなざしでした。
(中略)
「もう二度と沈黙しない」
それから14年。ミャンマーでは、軍のクーデターがきっかけで、再び大規模な反政府デモが起き、民主派勢力がミャンマー全土の市民に対し、蜂起を呼びかける事態に発展しています。
地元の人権団体によりますと、クーデターの発生以降、軍の弾圧で死亡した人は1100人を超えています。
長井さんが亡くなったあと、軍主導の政治はいったん終わり、一時は、民主化への光が差したように見えました。
しかし、今回のクーデターで再び、自由のない昔のミャンマーに戻ってしまうことへの懸念が強まっています。
日本で抗議運動を始めたミョーさんも、自由を求める若者たちが次々と殺害されていく現状に胸が押しつぶされそうになります。
軍に怯えていた、あのころを思い出し、恐怖心に駆られることもあります。
しかし、ミョーさんは「もう二度と沈黙しない」と言い切ります。民主主義や自由を求めては弾圧され、多くの犠牲を出してきた連鎖を、ここで断ち切らなければならないと考えているからです。
そしていつか、自由になった祖国に帰りたいと願っています。
ミョー・ミン・スェさん
「私たちがここで負けたら、一生、軍の奴隷になってしまい、国は決して発展しない。今度こそ、民主主義や自由を勝ち取らなければなりません。長井さんも、きっと私たちのことを見守ってくれていると思います」
■フェイク理由・ソースURL・その他
これって美談? なの?
危機管理意識に欠ける人が政情不安定地域にわざわざ入り込んで、撃たれました、以上…じゃないですか?
だったら、チベットに行けよ。ウイグルに行けよ。内モンゴルに行けよ。そしてその真実を世界に報じろよ。
NHKという偏った報道機関が、反戦記者を讃えて自己満足に浸っているだけ、そうとしか映らないのですが如何か。
「木口小平は死んでもラッパを離しませんでした」と重ね合わせようとでもしてるのでしょうか。
特攻隊の事はめちゃくちゃに貶すくせに、こういうバカは英勇扱い🤬
感覚が全て逆‼️
NHKが触れない「不都合な真実」
NHKは、湾岸戦争ではイラクに侵攻した米軍や多国籍軍に対し否定的な報道を行なっていますが、イラクに侵攻されたクウェートについて詳細な続報を報じていません。この記事でパレスチナを被害者として取上げていますが、イスラエルに打ち込まれるミサイルやテロによる被害については、ほとんど報じていません。アフガニスタンについての報道でも、タリバンによる世界遺産の破壊や女性などへの弾圧や虐殺などについて、どれだけ詳しく報じたでしょうか?また、欧米で「天安門虐殺」と呼ばれていることについても報じないままです。
また、今回の記事でも、民主化勢力とされるアウンサン・スーチー女史を無批判に持ち上げていますが、都市部出身の彼女がビルマ族で無い40%の少数民族を軽視していたことや「中国共産党がベンガル湾への経路を得るために国軍と少数民族の両方と手を繋いでいる事実」は報じません。
「日本の」公共放送なのに「偏向報道」を繰り返すプロパガンダ機関に、受信料を支払う必要があるのでしょうか?
NHK解体も含めた放送法改正をご希望の方は、ぜひ「放送自由化のための百万署名」にご参加下さい。
日本国民から受信料を徴収している公共放送たるNHKが
ミャンマー問題について伝えるべき事
■検証記事
-------------------------- ミャンマー問題の根底
ミャンマーでは、大きく8つの部族、全体で135に及ぶ民族が存在する。そして、それぞれの部族は、それぞれの州そして文化を持っている。
ミャンマー現代史を通底し、文民が政治権力を持つと党派性が強くなり国政が動かなくなる。そのため、国軍は文民政治家に強い不信感を持っている(政軍の断層)。また、仏教が優先され、他宗教は排除される(宗教の断層)。人口の六割を占めるビルマ族がビルマ平野を治め、国境地帯の少数民族と対立している(民族の断層)。都市と農村部の間に、生活水準・教育水準・成功のチャンスなどで大きな格差がある(生活の断層)。そして女性の社会進出(性差の断層)。
これらの断層が、中国とインドに付け入る隙を与えている。特に中国の「友邦聯合経済特区構想」が進む中、「中国ITの浸透」に対する警戒が高まっている。
2010.11 新憲法に基づく総選挙。スー・チー軟禁解除
2011.3 テインセイン大統領 SPCD解散。NLD再登録。
国軍 主要省庁管理権,1/4議席を保有。
2012.6 ロヒンギャとアラカン仏教徒が衝突。
2015.5 ロヒンギャに対して産児制限法成立。
2015.11 民政移管後、初の総選挙でNLD大勝。
2016 アウンサン・スー・チー国家顧問率いるNLD政権
中国共産党と中緬経済回廊(CMEC)に関する覚書調印
2016.10 アジアインフラ投資銀行AIIBがミャンマーへ投資決定
2017.6 一帯一路の経済拠点をアマラプラに建設。
2019.6 中国系企業の投資、前年比2.4倍の84件。
2020.1 習近平が訪緬し、中緬経済協定を調印
2020.11 総選挙でNLD大勝(得票率83%)
2021.2 国軍によるクーデター
アウンサン・スー・チー国家顧問,ウィンミン大統領拘束。
・他民族の集合体 = 8つの部族がありビルマ族以外が40%弱
・山岳地域の少数民族
カレン族 =キリスト教 60~80万人
アラカン族= イスラム教 他
ロヒンギャ=質の悪い在留外国人とされている
・アウンサン・スー・チー国家顧問インタビュー(抜粋)
「日本が友好国であるのと同じように、中国も我々の友達だ」
■検証記事
---------------------------- 産経Biz 2021.4.23
■検証記事
-------------------------- AFP 2012.8.1
【8月1日 AFP】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏は25日、首都ネピドー(Naypyidaw)の国会で初めて発言し、国内の少数民族の権利を守る新法制定を訴えた。図は、ミャンマー国内の主な民族グループの分布を示したもの。(c)AFP
■検証記事
----------------------- 日本ミャンマー文化振興協会
■検証記事
---------------------------- 朝日新聞
2019.6.29
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