■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2020年8月10日
■フェイク箇所
18、19歳は高校生や大学生に相当する。未成熟で成長の途上にあり、矯正教育によって立ち直れる可能性が高い。
適用年齢の引き下げを見送ったことは適切な判断だと言えよう。罪を犯した場合に全て家裁に送致し、家庭事情や生育環境などを調査する仕組みを維持した点も更生への後押しにつながる。少年犯罪の場合、背景に虐待や貧困など家庭環境に問題があるケースが少なくないからだ。
一方で、部会がまとめた案は、18、19歳が家裁送致後に原則逆送する対象を、現行の「故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪」に加えて強盗や強制性交、放火などにも広げる内容とした。
逆送の対象だからと機械的に大人と同様の刑事事件として扱えば、教育的措置が講じられず、かえって更生が厳しくなる場合がある。安易に逆送とはせず、家裁が家庭環境などを十分調査し更生につなげられる仕組みを求めたい。
■フェイク理由・ソースURL・その他
加害者の「背景に虐待や貧困など家庭環境に問題」があることが、被害者にとってどんな慰めになるのだろうか?「未成年のうちにレイプをいっぱいして20歳になったらやめよう」と強姦を繰り返した大学生も「矯正教育によって立ち直れる可能性が高い」のだろうか?
強盗・恐喝検挙者に占める再犯少年率は6割にのぼるが、沖縄タイムズは被害者に「犯罪少年の更生のために、強盗や恐喝に逢うくらい我慢しろ」というのだろうか?女子校生コンクリート詰め殺人事件の元犯罪少年の1人は、「おれは人を殺したこともある」と脅迫事件を起こしている。再犯率の高さや被害者の窮状についても報じるべきでは無いだろうか?
米軍関係者による事件と同じくらい、他の事件でも被害者のことを思いやって欲しい。
少年法を利用する犯罪少年との高い再犯率
■関連動画
--------------------------- テレビ朝日 ABEMAニュース 2021.1.29
【少年犯罪】「未成年でも実名報道すべき」
「僕は少年法に守られた側」少年犯罪の厳罰化は進めるべき?
※ ロバート・A・ハイラインは著作「宇宙の戦士(Starship Troopers)」の中で、少年法を犬の躾に例えて批判してる。
要約すると、例えば仔犬が噛むなり、いたずらすればテクニックとして怒って叱るし、怪我をしない程度の体罰も当然ある。ところが現状の少年法は、仔犬時代に大した罰も与えずやりたい放題させて、成犬になった途端にそ「のやりたい放題」をやると一生監禁やいきなり射殺する、ような行為である。「やってはいけない」と知らないのに、いきなり大人だからと殺すのは筋違いであろうと。
■検証記事
--------------------------- 令和2年犯罪白書 再犯・再非行
凶悪な少年犯罪・女子校生コンクリート事件詰め殺人
の犯罪少年は再犯率75%
■検証記事
-------------------------- NEWSポストセブン 2018.9.1
※ 「犯罪少年の更生」との甘言の陰に、多くの再犯の被害者が居ることを忘れては成りません。女子校生コンクリート詰め殺人事件の犯罪少年について、朝日新聞は1989年4月1日の朝刊で「少年ら2人は調べに対し「今まで後悔して眠れない日もあった。今まで悩んでいたことを話してスッキリした』と反省した様子をみせている、という。」と書いていますが、反省した人間は「おれは人を殺したことがある」などとは言わないでしょう。
成人犯罪でも、介護疲れによる殺人などは再犯率が低いようですが、快楽殺人などは更生が難しいと考えられています。殺人にしろ、恐喝や強姦にしろ、再犯には被害者(犠牲者)がいるのです。全ての男性に「痴漢を行なう容疑」をかけて、通勤ラッシュ時に全ての男性を女性専用車両から追い出して隔離しているのですから、死刑とは別に「終身刑」を設けて、再犯の可能性が高い犯罪少年を社会から隔離しても可笑しくないでしょう(男性が痴漢になる確率より再犯率の方が遥かに高い)。
「犯罪者の人権」と「再犯によって生じる被害者の人権」、法治国家としてどちらをより尊重すべきか?
という問題ではないかと考えます。
被害者と再犯に焦点を当てた関連書籍
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