【誤解を招きかねない?】23日の放送で出演者がハンセン病隔離政策の国家賠償請求訴訟を引き合いに、国は訴訟を恐れてのPCR検査数を抑制していると説明したことに、玉川徹「ハンセン病の問題を新型コロナウイルスで引き合いに出してしまった。結果的に誤解を招きかねない放送になってしまった」 pic.twitter.com/bML80ywdhc
— Mi2 (@mi2_yes) August 6, 2020
■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2020年7月23日
■フェイク箇所
8月6日の番組内「そもそも総研」での謝罪
「今日はもう少し時間を頂き、お伝えしたいことがあります」
「なぜPCR検査はいつまでも増えないのだろうというテーマで放送しました。それは新型コロナ対策分科会の方のメンバーの方のインタビューを中心としたものだったんですが、内容がどういうものだったかというと、PCR検査で疑陽性者が出てしまうと、その方の人権侵害に繋がりかねないという風に、厚労省の専門家が考え、その結果、検査の拡充が進んでいないんじゃないか、その背景に過去のハンセン病裁判の人権侵害の認定っていうものが影響してるんじゃないかという見解でした。そもそも総研はその見解に基づいて放送しました」
「ハンセン病裁判を長年戦ってきた方たちの存在や裁判自体がPCR検査を増やす障害になっているんじゃないかという誤解を視聴者の方に招きかねないものだったと思います」
「そもそも、今回私も勉強して分かったが、新型コロナウイルス対策とハンセン病患者の隔離政策は全くの別問題です」
「このハンセン病を巡る問題を、新型コロナウイルス問題の引き合いに出してしまった。そのため番組ご覧頂く皆さんに結果的に誤解を招きかねない放送になってしまったということです」
「不用意な放送だったと言わざるを得ません」
(デイリースポーツより引用)
■フェイク理由・ソースURL・その他
そもそも、「PCR検査で感染は防げない」と朝日新聞の論座でも書いているし、鼻や喉にウィルスがなければ検出されないので感染している場合でも「陰性」になることもある。また、ハンセン病の原因は『らい菌』であり、ウィルスではないのに、その違いも理解していない。
さらに、実施数が増えない理由についても諸説有るが、玉川氏の当該発言はそのどれにも該当しない。ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会から「差別を助長する」と指摘されてなお、「ハンセン病の感染力が強ければ、新型コロナと同じく強制隔離で良い」との考えが透けて見える謝罪だった。
全国に放送してから「勉強した」って、謝罪以前の問題。
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