■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2020年6月26日
■フェイク箇所
中国製のリニアモーターカーが26日までに時速600キロの走行試験に成功した。JR東海が2015年のリニア中央新幹線の試験で記録した最高時速603キロにほぼ追いつき、技術競争が激しくなりそうだ。
■フェイク理由・ソースURL・その他
実際に上海の同済大学キャンパスに設けられた1.5kmのリニア試験線でのテスト走行で到達したのは、20~30km/h程度とのことです。JRのリニア新幹線に、まったく追いついていない。
配信を受けた産経なども記事をそのまま掲載してしまったが、中国メディア発のプロパガンダにまんまと騙された形だ。
■関連動画
------------------ テレ朝 news 2020.6.26
テレビ朝日の動画解説では、
「上海で公開されたのは中国が開発を進めているリニアモーターカーで、濃い青色の流線型の車体が時速600キロの高速走行を目指しています。」と時速600キロは将来の目標値であることを明記(アナウンサーの解説も同様)し、さらに「将来は時速600キロを目指すとのことですが、その試験の様子は少しゆっくりのようにも見えます。」と配信された動画にコメントを付けている。
しかし、タイトルが「時速600kmリニアのテスト走行成功」となっており、共同通信の記事のように「時速600kmを達成した」かのように誤解を与える可能性が高い。
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