第四回フェイクニュース大賞 中間発表(仲村覚理事 個別解説)

5-1 仲村覚理事・個別解説1

武漢発の新型コロナウィルス感染リスクを考慮し、第三回フェイクニュース大賞の結果発表と同様に、Skype収録による中間発表としました。

 

■審査員

一般社団法人 日本沖縄政策研究フォーラム

理事長 仲村覚

 

■ピックアップしたノミネート記事

ノミネートNo.140

 読売新聞「尖閣沖で領海侵入の中国船「海保が違法妨害」と主張」

 

■フェイク箇所・隠蔽された事実

 これは読売新聞のみならず、朝日新聞や毎日新聞は勿論、産経新聞でさえ記事に掲載しない「中国政府が主張する『4つの原則的共通認識』」が抜けている点である。中国側の記事には、毎回「4つの原則的共通認識を遵守」「4つの原則的共通認識、中日関係打開の必要条件」等としつこく提示されている。

 外務省もホームページで「中華人民共和国 日中関係の改善に向けた話し合い」の中で「双方は,日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を遵守し,」と書いているにも拘わらず、「4つの原則的共通認識」について一切の説明がないが、中国の求める「琉球再議」と同じで「沖縄の主権を放棄しろ」であることを認識しているのか?
 この事実を沖縄県民のみならず、日本国民全員に知らせずに何を知らせるのか?


個別解説の中で取上げたご著書


個別解説で紹介したネット記事やYouTube動画等

■検証記事
----------------------  外務省 2014.11.7

4つの共通認識「日中関係の改善に向けた話合い

■参考動画

---------------  2016年10月20日 外交防衛委員会

自民党参議院議員 山田宏委員

「沖縄独立工作」についての質問

沖縄で行なわれている「琉球独立耕作」と中国共産党が押し進めている「沖縄併呑」のための「琉球再議」について、外務大臣を始め外務次官ほか関係者と委員等に説明し、明治政府が「沖縄は古来から日本の領土である」と証拠を挙げて清国の領有主張を退けたことを外務省も堅持するよう求めました。