一般社団法人 国民の知る権利を守る自由報道協会 をご支持・ご支援頂き、ありがとう御座います。
本日令和元年7月25日、九段南のKSスタジオにて、「国民みんなでメディアをチェック!!」の第拾回目の撮影を行いました。ゲストには、衆議院議員で内閣府大臣政務官の長尾敬議員にお越し戴き、「『放送しない自由』によって報じられない『尖閣問題』」についてご解説頂きました。
1.日本、ウイグル族拘束で国連人権理事会に書簡
まず最初は、やっとウィグル人への中国共産党による弾圧を取り上げ始めた日本のマスコミについて取り上げました。
日本、ウイグル族拘束で書簡 国連人権理事会に | 共同通信 https://t.co/bs2m898vXV
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) July 11, 2019
------------------- 産経新聞 2019.7.11
ウイグル族拘束で書簡
日本、国連人権理事会に
野上浩太郎官房副長官は11日の記者会見で、英国やフランスなど21カ国とともに、中国新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル族の大量拘束に懸念を示す書簡をジュネーブで開催中の国連人権理事会に提出したと明らかにした。
日本のテレビ局にも、BBC(英国放送協会)のような詳細な報道を行って貰いたいと思います。
※ NHKはBS1の「国際報道2018」(11月28日放送)で取り上げているようです。
時事通信なども、中国共産党による民族浄化・強制収容の詳細を報じています。
-------------- 時事通信 2019.7.15
ウイグル収容所で多数の死者か=「文化消し、中国人に」と絶望感
100万人以上のウイグル人が「強制収容所」で不当に拘束されているとされる中国新疆ウイグル自治区の現状はどうなっているのか。強制収容所では拷問が横行し、在日ウイグル人が海外報道や関係者証言を集計したところ「施設内の死者は100人を超える」との情報もある。在外ウイグル人は「中国当局は中国人と違う文化を消し、われわれを中国人にしようと狙っている」と絶望感を強める。 (以下略)
2.日本の領土である尖閣諸島で10時間も日本の漁船が追い回された
2013.7.1尖閣諸島にて私の乗る漁船が中国公船に10時間追いかけ回された時の動画です。
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) June 10, 2019
※つづく・・・ pic.twitter.com/7INj7xoEj7
日本の領海内で日本漁船が中国公船に追い回される異常事態を放置する沖縄県知事と、その異常性を取り上げない日本のマスコミ
----------------------------- 産経新聞 2019.5.31
玉城沖縄知事、海兵隊駐留せずとも「日米安保体制毀損せず」
尖閣の中国公船「刺激控えなければ」
(中略)
一方、同県石垣市の市議が乗船した漁船が5月24日に尖閣諸島(石垣市)周辺海域を航行した際、中国公船に追い回されたことについて、玉城氏は「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べた。
3.沖縄の現状を招いたのは悪夢の民主党政権
-------------------------産経新聞(2017.10.27)
尖閣沖の中国漁船衝突事件をめぐる7年前の忖度
「官邸の意向で釈放したとすれば検事総長はクビだ。検察が勝手に忖度(そんたく)した可能性は否定しない」。民主党(現民進党)政権時代の平成22年10月、幹事長代理を務めていた枝野幸男氏が講演で語った言葉だ。
忖度-。この言葉を聞くと、検察担当として取材した7年前の忌々しい事件を思い出す。枝野氏の発言から1カ月前。沖縄県石垣市の尖閣諸島沖領海で、立ち入り検査のため停船を命じた海上保安庁の巡視船に中国漁船が船体をぶつけた事件のことである。
海保は中国人船長を公務執行妨害容疑で逮捕。検察は起訴する方向であった。しかし、勾留期限まで5日を残し、那覇地検の次席検事は突然、船長を処分保留で釈放すると発表した。
次席検事いわく「わが国国民への影響や今後の日中関係も考慮した」という。その直前、準大手ゼネコンの邦人社員4人がスパイ容疑で身柄を拘束されており、いわば“人質”の人命と衝突事件をてんびんにかけた苦渋の選択だったと、ある検察幹部は釈明した。
法と証拠に基づき粛々と処分をしてきた検察組織が、端的に言えば「政治的判断」をした。複数の関係者の証言は、検察当局の官邸への忖度を示していた。当時の仙谷由人官房長官は「地検の判断なので、それを了としたい」と語った。枝野氏の講演の発言を補えば「官邸側が釈放したいと考えている」と検察が勝手に忖度したということか。
とはいえ、時の政権(菅直人内閣)が、超法規的な中国人船長の釈放判断とその責任を那覇地検に押し付けたように思えた。普段は冷静な検察幹部も「政治判断で船長を釈放させるなら、法相に(検事総長への)指揮権を発動させたほうがよかった」と感情をあらわにしたほどだ。日本の刑事司法は官邸への忖度によって中国に屈したのだ。(以下略)
4.尖閣諸島に対する中国の侵略行為と日本のマスコミの報道
尖閣問題を他人事のように感じている日本のマスコミ
-------------------------- 日本経済新聞 (2019.7.24)
尖閣諸島は「固有の領土」
南シナ海の諸島や沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)は「中国固有の領土だ」と強調した。台湾を巡っても統一のため「武器使用は放棄しない。あらゆる措置をとる」と主張し、領土・領海問題を巡り周辺国に一切譲歩しない考えを強調した。米国など関係国とのあつれきが高まるのは必至だ。
通称「尖閣ビデオ」を公開された一色正春氏の告発
----------- iRONNA
(前略)
報道されなかった中国の「侵略合法化」の立法
では具体的に、あの事件に関し何が報道されなかったのかという事を検証していきます。私は、新聞、テレビ放送、雑誌などの全てに目を通すことは不可能なので、何が報道されなかったのかという基準を、自身の主観に置くことをあらかじめ申し上げておきます。また先に述べたように事案の重大さにもかかわらず、それに見合った報道がなされなかった場合も、全く報道されなかったと同様に扱わせていただきます。
まず漁船体当たり事件から6か月前の平成22年3月1日、中国は「中華人民共和国海島保護法」という法律を施行しました。一言でいえば「中国領土の住民のいない島は国が所有し、国務院が国を代表して所有権を行使する」という法律です。しかも中国は、平成4年に制定した「領海法」により尖閣諸島は中国領土であると定めています。つまり、中国はこの法律を施行することにより尖閣諸島全島を国有化したのです。この時、一部の新聞を除き、NHKをはじめとするメディアはこの事実を大きく報じることはありませんでした。
ところが、平成24年に我が国が尖閣諸島全5島のうち3島を国有化(既に1島は国有地)したときは、どうだったでしょう。同年4月に東京都の石原慎太郎知事(当時)が購入を表明した時点から大騒ぎを始め、中国の国有化の際の報道とは比べ物にならないくらいの過熱報道でした。
普通に考えれば、日本国内の土地を地方公共団体や国が買い取るという話と、他国が我が国の領土を勝手に国有化したという話では、後者の方を国民に広く正確に知らせるべき重要なニュースだと思うのですが、NHKをはじめとするメディアの認識は違うようです。
海上保安庁のホームページで公開されている領海侵入状況
5.沖縄と北海道を本気で侵略しようとしている中国共産党
「日本の本土は4島(北海道,本州,四国,九州)」と記載していた中国の広報が、最近は「日本の本土は3島(本州,四国,九州)」と表記し始めました。
------------ 中国琉球网
2018年5月,「中华民族琉球特别自治区筹委会」纯金徽章定做
(中略)
沖绳必须正名为「琉球」,二战后的日本侵列者按照国际法公约必须退回日本本土三岛。
中国問題について、長尾敬衆議院議員の著書「マスコミと政治家が隠蔽する中国 (眞人堂書籍)」に詳細が記載されています。
長尾たかし先生、政務の合間を縫って、お忙しい中スタジオに駆けつけて頂き、また緊迫した尖閣・沖縄情勢をお聴かせ頂き、ありがとう御座いました。
<(_ _*)>
6.国防を国民みんなが身近に感じる為にも放送自由化が必要!!
- 衆議院議員・長尾たかし内閣府政務官のご尽力により総務省に正式に認められた「放送自由化のための電子署名」ですが、署名用紙に自筆でご記入頂く旧来の署名も引き続き集めております。
当協会の「放送自由化」について、誤解されている方も多いので、改めてご説明します。
当協会の掲げる放送自由化は
1 チャンネルを増やし情報源を増やす
2 日本の民主主義を守るための思想誘導を許さない
ことの2点です。
左右の思想に関係なく、民主主義を大切に思う方であれば誰でもご賛同頂ける内容だと考えます。
具体的には、
1 放送法はじめ電波三法を改正します。
・地方からの全国発信を認める。
・在京キー局による寡占を撤廃する。
・3年以内に放送ネットワークの枠を緩和・撤廃する。
・電波利用権のオークション制度を導入する。
2 虚偽・捏造報道を不法行為と認定して処罰する。
・放送法第4条3項をフィクションと明示しない全ての放送に適用する。
・第三国からのメディア操作の排除を法律に明記する。
(これで、一部の方が心配される第三国による情報操作を防げます)
・重大な虚偽・捏造に対して「製造物責任法」を適用する。
・放送利害関係者を排除した第三者により違法行為を公的認定する監視機関の設置する。
です。
署名活動は、この放送自由化を議員や官庁に推進して貰うための「国民がこれだけ求めているのだから法制化しなければならない」という理由付けであり後押しなのです。
この「放送自由化」を国民運動とする為に、「国民みんなでメディアをチェック!!」の配信を行っているのです。
今、日本のマスコミの状況は、2009年の政権交代前夜と同じ状態になっています。
当時の政権与党の功績や業績は一切報道されず、日本を取り巻く安全保障上の国際環境の厳しさも報じられず、些末なことを取り上げて政権批判の大合唱。
戦時中に日本を破綻させたのは、戦時統制経済という共産主義体制でした。そして今、マスコミは「安全・安心」というキーワードで地域の伝統を破壊(例えば祭りなどで死者やけが人が出来ると「危険だ」と大騒ぎ)し、「平等」を掲げて地方を衰退(全国一律給与で賃金が安く地価が安いことで行われる地方への投資を妨げる)させ、「反ヘイト」という言葉で言論弾圧を行っています。
日本の民主主義を守る為、放送自由化は成し遂げなければなりません。
どうか、ご協力ご支援の程、よろしくお願い致します。
国民の知る権利を侵す オールドメディア(新聞・テレビ・ラジオ) の壁を突き崩すためにも「放送自由化の100万署名」の一日も早い達成を目指すと共に、「国民みんなでメディアをチェック!!」の配信を通じて一人でも多くの国民に「『報道しない自由』で報じられないニュース」をお届けしたいと考えております。
今後とも、ご支援ご協力の程、宜しくお願い致します。
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