■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2018年4月1日
■フェイク理由・ソースURL・その他
NHKのドラマ「フェイクニュース」と同じで、「フェイクニュースはネット発」ということにしたいオールドメディアの印象操作に満ちあふれた「フェイクニュース」だった。
■記事内容
---------------- 朝日新聞 2018.4.1
フェイクニュースは欲望の産物か
向き合い方を考える
「フェイク(偽)ニュース」という言葉を、よく目にするようになりました。トランプ大統領が誕生した米大統領選ではその拡散が問題になり、日本では昨年の流行語大賞のトップテンにも選ばれました。フェイクニュースとはどんなもので、どう向き合えばいいのか。みなさんと一緒に、考えてみたいと思います。
デマでも注目得たい欲
朝日新聞デジタルのアンケートに寄せられたご意見の一部を紹介します。
●「SNSの台頭により、一般人の『注目されたい』という欲が強くなったと感じる。『インスタ映え』や『いいね稼ぎ』などもその欲求の表れではないか。フェイクニュースが生まれる背景には、デマを流してでも注目されたいという欲求が人々の中にあるからだと思う」(東京都・20代女性)
●「ネット上のフェイクニュースというと若者世代がだまされるイメージなのでしょうが、案外そうでもないと感じます。母親はスマホのニュースアプリを活用していますが、配信者に偏りがあるようで明らかに事実とは違う印象操作を受けていました。事実と証拠を提示して説明すると理解できたようで、『自覚なくフェイクニュースに乗っかってしまった』と落ち込んでいました。私たちの世代は授業でも生活でもネットリテラシーを学ぶ機会があり、情報が正しいのか検証することもしますが、年配の世代のほうが偏見や妄信があるのではないかと感じます。ネットの情報はまったくもって全て信用できない、という一種の偏見も中年以降の人には多いと思います」(島根県・10代女性)(以下略)
----------------- 引用終わり
朝日新聞の読者投稿欄と同じで、朝日新聞の主張したい投書・誘導したい内容の投書を集めた記事です。
トランプ大統領が「フェイクニュース」と呼んだのは、まさに朝日新聞のようなオールドメディアが偏向・捏造報道のことでしたが、決して「新聞やテレビと言ったオールドメディアが垂れ流しているフェイクニュース」には触れずに、ネットに氾濫している流言飛語に近い情報を選択して「フェイクニュース」と呼び、「ネットの情報は信頼できないから、自分達オールドメディアが配信する情報の方を信じるように」と印象づけようとしています。
■関連報道
------------- GoH∞ 2018.5.21
「フェイクニュースと向き合う」とはどういうことか
放送記念日の3月22日、NHK総合テレビで放送記念日特集「フェイクニュースとどう向き合うか~”事実”をめぐる闘い~」という60分番組が放送されました。
(中略)
米国でもフェイクニュースは深刻な問題となっているわけですが、日本でもフェイクニュースが蔓延していった場合、その克服において米国とは違う問題に直面するからです。
米国の場合、フェイクニュースを駆逐するに当たって、同時進行の動きとしてファクトチェックの取り組みや調査報道が進んでおり、しかも、そのファクトチェックを支える民主主義の成熟した機能が存在していますが、それが日本にはないに等しいのです。
私も2017年6月に旗揚げの記者会見をした特定非営利活動法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)の理事をしていますが、安全保障や軍事問題に関しては、マスメディアを初めとする日本のどの組織もファクトチェックの能力に著しく欠けているのが実情です。
米国のファクトチェックへの取り組みでも、実を言えば、安全保障や軍事問題についてはきちんとした検証能力を備えているとは言えません。しかし、ファクトチェックや調査報道を支えるものとして、連邦議会、政党、議員、100以上もある政策シンクタンクなどが高度なチェック機能を備えており、ポリティファクトのようなファクトチェック組織にしても、そうしたチェックの結果に基づいて政治家の発言などの真偽をチェックすることができるのです。(以下略)
------------- 引用終わり
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