■ニュースメディア
■ニュースタイトル
■ニュース掲載・報道日
2018年11月
■フェイク理由・ソースURL・その他
廃車置き場の写真を「原発事故で乗り捨てられた車列」として記事にしていた月刊誌です。セクハラ・婦女暴行で訴えられた彼の人権ジャーナリストの社長が退任し、様々なデマを垂れ流した責任も取らずに廃刊になりました。東京電力の公表資料に載っている内容すら間違って記載している反原発活動家がデマをばら撒くためにつくった「フェイクニュース」です。
■検証記事
---------------- togetter 2018.11.18
◎ 例えばおしどりマコが関与した最近のこの記事。既に役割を終え系統から切り離され移動した設備があたかも現役であるかの様に記載されているし、そもそも配置が間違っているものもある。
東電さんの公表資料にきちんと目を通していればこんなことにはならないはずなのに。
◎ きちんと取材されたんですか?
私、1Fで水処理にかかる作業を担当している者ですが、この写真一つとっても重要設備が記載されていなかったり、場所が間違っていたりとボロボロですよ。
◎ ざっと見て気付いた間違い。
・アレバ(除染装置)は 建屋群丸ごと使っているわけじゃない。
・アレバは第三セシウム吸着装置設置のために一部撤去されている。
・第三セシウム吸着装置の記載がない。
・セシウム吸着装置の場所が違う。
・現在主力の建屋内RO(4号機タービン建屋内)の記載がない。
・上記に加え、予備機になっているRO3が図示されている。
・蒸発濃縮装置の位置が違う。なお、運用は数年前に終了し、既に配管は撤去されている。
・モバイルも運用を終了し、配管は撤去され、1箇所を除き別の場所に移動されている。
・モバイル運用中の場所を示したものとしても、1箇所間違っている。
・RO濃縮水処理設備も既に運用を終了している。(移送設備とタンクは他へ転用)
◎ 「汚染水の今」ってタイトル付けていますが、写真に図示されてるのは3~4年前の情報ですね。
細かいことだと、付け替えK排水路のトンネル位置が少し南側過ぎます。これらは全部東電さんのウェブサイトに出ていますよ。
◎ DAYS JAPANのデマ記事として、例の廃車記事を取り上げる人が多いけど、本当に多くの子供達を不幸にしたのはこの「多発」記事です。これに絡んでいたのはあのデマ屋のオシドリ。
DAYS JAPANのデマ記事として、例の廃車記事を取り上げる人が多いけど、本当に多くの子供達を不幸にしたのはこの「多発」記事です。これに絡んでいたのはあのデマ屋のオシドリ。 pic.twitter.com/JgMHVBqq2x
— 海紺 (@aquablau) November 16, 2018
■検証記事
----------------- 産経新聞 2018.11.30
専門家「特別に危険ない」トリチウム健康影響
処理水対策の政府小委員会
東京電力福島第1原発でたまり続けている放射性物質トリチウムを含んだ処理水の処分方法を議論する政府の小委員会が30日、東京都内で開かれた。多核種除去設備(ALPS)による浄化で取り除けず、海洋放出などが検討されているトリチウムの健康への影響などについて検討され、専門家は調査結果から「特別に危ないということはない」と、影響は限定的との見方を示した。
トリチウムはエネルギーが弱く、人体に蓄積しないとされ、原発で生じたトリチウムを希釈した処理水の海洋放出は国内外で行われている。だが、8月に福島県内などで開かれた公聴会では、海洋放出による風評被害に加え、健康被害を懸念する声も上がっていた。
委員の田内広茨城大教授(放射線生物学)は、被曝(ひばく)線量によって影響は変わるとしながらも、「世界中で(トリチウムを環境中に放出している原子力施設の)周辺住民に共通した影響が出ている事例はない」と指摘。動物実験や人間の健康調査の結果からも、特に影響が大きいものではないとの考えを示した。
また、東電のデータ公表をめぐり、ALPS処理水の放射性物質の測定結果を示す資料に多量の訂正が相次いだことを担当者が「再発防止に努める」と陳謝。測定データを見やすくまとめたホームページを近く新設すると説明した。
■関連記事
---------------- BUZZ-NET 2016.2.1
あの「原発事故で住めなくなった街」の写真、ねつ造だった? Googlemapで証明される
・@DAYS_JAPAN のデマ記事のエリア確認した。
我々が毎日通ってる国道6号線から西に分岐、県道36号線に入ってすぐの場所やん。
・原子力事故により帰れない場所やその住民を取材するのは(勿論、迷惑をかけない範囲で)別に良いんですよ。
ただ、その悲惨さを強調したいがために嘘をつくのは良くない。小さなことであっても。それだけのこと。
・場所特定しましたよ?なんで富岡町なのに双葉町って嘘つくの?馬鹿なの?
------------------- 引用終わり
Facebook 『世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」』での謝罪記事
2016年2月2日
訂正とお詫び - DAYS JAPAN2015年12月号14ページの記事につきまして
DAYS JAPAN2015年12月号14ページの「原発事故が奪った村」の写真キャプションにつきまして、「人々が乗り捨てて逃げた車が、4年半の歳月を経て草に覆われていた」とあるのは、誤りで、正しくは事故前から廃棄されていた車でした。読者の方のご指摘と2009年のグーグルマップで判明しました。
また、「福島県双葉町」とあるのは、正しくは福島県双葉郡富岡町の誤りです。
誤った情報を掲載するに至った経緯については、本日中にDAYS JAPANのホームページ、ツイッター、ブログ、フェイスブックに掲載させていただきます。
読書の皆様ならびに関係各位の皆様ご迷惑をおかけしたことをお詫びし、ここに訂正致します。
(株)デイズジャパン
■参考記事
-------------- HUFFPOST 2018.12.26
広河隆一氏、『DAYS JAPAN』の社長解任。性暴力疑惑の報道を受けて謝罪「傷つけた認識に欠けていた」
フォトジャーナリストの広河隆一氏は12月26日、報道写真誌「DAYS JAPAN」(2019年2月に廃刊予定)を発行するデイズジャパンの代表取締役を解任された。
広河氏が職場に出入りしていた女性7人に性行為やヌード写真の撮影などを要求していたと、週刊文春が報じたことを受けて、同誌の公式サイト上で発表した。
広河氏のコメントとして、「その当時、(文春の)取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたという認識に欠けていました」と説明。「私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします」と謝意を示した。
デイズジャパンだけでなく、認定NPO法人沖縄・球美の里の名誉理事長を解任されたことも報告した。
文春の報道は?
週刊文春は、2007年〜17年ごろにかけて、編集部にアルバイトなどで出入りしていた女性7人が、広河氏から性暴力やセクハラの被害を受けたという証言を掲載。
記事によると、写真の指導名目でホテルの部屋に呼び出されたというある女性は、「あっという間にベッドに移動させられ、抗えないままセックスが終わった」と証言。行為後、裸の写真を撮影されたこともあったという。
そのほかにも、広河氏が女性を傷つける行為を繰り返していたと報じている。
広河氏は週刊文春の取材に対して、事実の一部を認める一方、"強要"は否定した。
これに対して、「メディアにおけるセクハラを考える会」代表を務める大阪国際大の谷口真由美准教授は、Facebookで「人権派のフォトジャーナリストを標榜していた人が、身近にいる女性の存在、そして人権をあまりに軽んじてきた」と広河氏を批判した。
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