しんぶん赤旗「731部隊の戦争犯罪を検証 加計学園獣医学部問題にも通じる」

言論を扱う以上は限度があるだろう。

■ニュースメディア

しんぶん赤旗

 

■ニュースタイトル

「731部隊の戦争犯罪を検証 加計学園獣医学部問題にも通じる」

 

■ニュース掲載・報道日

2018年1月13日

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

いかに機関紙とはいえ、国会議員を多数輩出している政党が公に出している「新聞」が、「事実と異なる嘘歴史」を掲げ、更に「新設の獣医学部に対して根拠のない誹謗・中傷」を行うのは、二重の意味で問題です。

立法府である国会に議員を送り込み、各自治体でも多数の地方議員や党員を有する共産党の機関紙「赤旗」

 

いかに政党機関誌として、一般マスコミとは異なる背景があるとは云え、「根拠も無い誹謗・中傷」は如何なものか?

--------------赤旗 2018論点・焦点

731部隊の戦争犯罪を検証する

 

科学と学問を“軍事の僕(しもべ)”にさせぬ

 加計学園獣医学部問題にも通じる

 

慶応義塾大学名誉教授 松村高夫氏

 

 

この記事で、松村氏は

日本共産党が創作した「悪魔の飽食」(第一部 1981年)で描かれた「細菌人体実験部隊」として「731部隊(満州第七三一部隊)」を扱い、加計学園に新設された獣医学部が「細菌兵器開発を行う目的で新設」されたような印象を与えるように述べておられます。

 

しかし、「日本の敵国であった米国の調査」の結果、「731部隊(正式名『関東軍防疫給水部本部』)は、その正式名の通り、防疫・給水のための部隊に過ぎなかったこと」が判明しています。

 

アメリカ合衆国が隠していると云われていた731部隊関連の機密文書・資料が公開された際、公文書図書館にて10万ページに渡って調査された学者が

“To be honest, I’d hoped we’d find something,” Mr. Drea says.

“That’s the historian’s dream: fresh information that illuminates a dark problem. It just wasn’t there.”

「正直、何か見つかると思ってた。歴史家の夢、闇を照らす新情報、そんなものは無かった。」(2007.01.19)

と証言されています。

http://chronicle.com/free/v53/i20/20a00901.htm(現在リンク切れ)

 

調査した学者ドレア氏は、かねてよ日本の戦争犯罪を積極的に追求されておられる万ですので、逆に信憑性が高いのではないでしょうか?

 

 

 

米国側の公開文書・資料から判明していること 

 

まとめ

・日本からの風船爆弾には細菌の散布装置はついていなかった。

・石井中将には細菌兵器の戦略及び戦術的な使用に関する「着想」があった。

・終戦後、731部隊関係者がモスクワ近郊で細菌兵器の研究プロジェクトに従事させられた。

・患部の写真等の資料を石井中将が保管していた。

・人体実験の証拠は一件も発見されなかった。

・「慰安婦問題」を裏付ける文書も探したが見つからなかった。

 

・「防疫部隊」なので、細菌戦を戦術的にシミュレートするのは当たり前である。

 

「人体実験」を行ったり、またそれを「隠蔽」したような証拠も、何一つ存在しませんでした。

 

 

 

 

731部隊が「捕虜や民間人を人体実験に使う細菌兵器研究部隊」として大々的に宣伝されたのは、

大陸からの日本人引き揚げ者を襲った様々な受難を描いた「竹の森遠く(So Far from the Bamboo Grove)」が、1986年にアメリカで出版され、1987年からアメリカの学校で社会科の教科書として採用されたことが大きいとされています。

 

 

日本で「731部隊の話」が急にマスコミで取り上げられ、騒がれるようになったのは、このころです。

「この『竹の森遠く(So Far from the Bamboo Grove)』の作者の父親は、731部隊で人体実験をしていた」と結びつけ、少しでもこの本の影響を弱めたかったのでしょう。

1986年 (昭和61年) にアメリカで出版された『竹の森遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記 (So Far from the Bamboo Grove)』 は、日系米国人作家のヨーコ・カワシマ・ワトキンズさん自身が11歳だった第二次世界大戦(大東亜戦争)の終戦時に体験した朝鮮半島北部の羅南(らなん)から京城(けいじょう)、釜山(ふざん)を経て日本へ帰国する際の、朝鮮半島を縦断する決死の体験や、引揚後の苦労が描かれている自伝的小説です。

アメリカで、戦争の悲惨さを訴える資料として、また、中学校用の副教材として多くの学校で使用されてきました。

 この本の中に、大陸(朝鮮半島)から日本に脱出する過程で、日本人が半島の人に強姦されたり暴力により殺された目撃談が含まれています。

(※ 第二次世界大戦(大東亜戦争)終戦直前(1945年)にソ連(ソヴィエト連邦)が参戦して以降、ソ連兵・中国八露軍(人民解放軍の前身)・朝鮮人により、多数の日本人女性が大量強姦・虐殺されました。『(いわゆる朝日新聞が捏造した)慰安婦問題』では、その堕胎記録もなく、混血児の存在も確認されていませんが、ベトナム戦争で韓国軍が民間人を大量虐殺・強姦したことによる混血児『ライダイハン』(現地妻との子供も含む)は、現在でもベトナムで問題となっています。しかし、終戦後に強姦された日本女性の数は5,000人以上と推定されて、二日市保養所や中原療養所など堕胎処置を取られた人500人以上はすべての記録が残っています。)

 

日本共産党はソ連共産党の下部組織として誕生し、ソ連崩壊後はChina共産党の為に活動しています。

日本軍の蛮行を捏造してまで声高に喧伝するのは、Chinaの共産党軍(八路軍)兵やソ連兵,朝鮮人による戦争犯罪(終戦後は単なる凶悪犯罪)である日本人女性に対する強姦・虐殺から目を反らさせたいためだと考えるのが自然です。