朝日新聞「櫻井よしこのせいで、自身や学校への抗議や脅迫が殺到した」

■ニュースメディア

The PAGE

 

■ニュースタイトル

「櫻井よしこのせいで、自身や学校への抗議や脅迫が殺到した」

 

■ニュース掲載・報道日

2018年11月15日

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

あたかも櫻井よしこ女史が、植村元記者への抗議や脅迫を煽ったかのような記者会見での発言は、元新聞記者としてはおこなってはならない決めつけである。植村氏の発言を掲載しているのはニュースサイトThe PAGEだが、フェイクニュース大賞に相応しいのはLITERAの方だと考える。

 

こうした証拠や事実(ファクト)に基づかない決めつけが「史上最悪の報道被害を生んだ慰安婦記事」を生んだのではないでしょうか?

※ 問題とされている箇所はLITARAには掲載されていませんでしたので、大元の朝日新聞をニュースメディアとしておきます。

■記事内容

---------------- The PAGE 2018.11.15  

 札幌地裁判決に対する植村隆氏の見解

 

植村:どうも、私は元朝日新聞記者で、現在は韓国カトリック大学の客員教授をやっております、植村隆と申します。今日は皆さんどうもお集まりいただきまして、ありがとうございます。今日は外国特派員協会では二度目の記者会見です。日本メディアが植村バッシングを無視していた2015年に、いち早く反論の場所を与えてくれ、最初の記者会見に呼んでくださったことを、今でも私は忘れておりません。

 今回の判決は不当な判決です。私は控訴して、高等裁判所で逆転を目指します。この事件は私が1991年に書いた朝鮮人元慰安婦のカミングアウトの記事について、櫻井よしこ氏がねつ造とレッテル張りしたコラムを書いた結果、植村への激しいバッシングが起きました。そして、内定していた大学教授の就職の道を絶たれ、さらに非常勤講師として勤務していた別の大学への攻撃や、娘を殺害するなどの脅迫状が送られるようになった、そのような騒ぎになったものです。

 私は2015年の2月に札幌地方裁判所に、櫻井氏と櫻井氏の記事の掲載した雑誌の出版社3社を名誉毀損で訴えました。この裁判の判決が9日にあり、裁判所は私の訴えを退け、櫻井氏に責任はないとしました。判決は櫻井氏が私の社会的な評価を低下させたと認定しました。また、私の記事がねつ造であるという認定はしておりません。

 

■記事内容

---------------- LITERA 2018.11.24  

櫻井よしこが植村隆裁判の不当判決に乗っかり会見で「捏造攻撃」を正当化!

ネトウヨは「植村を極刑にしろ」

 

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏からの「捏造記者」との攻撃に対し、名誉毀損で訴えた元朝日新聞記者・植村隆氏が、今月9日の札幌地裁判決(原告の請求棄却)を不服として、22日、札幌高裁に控訴した。

 周知のとおり、植村氏は、2014年の朝日新聞慰安婦報道問題で、朝日が訂正をした「吉田清治証言」とはまったく無関係であるにもかかわらず、元慰安婦の金学順さんに関する記事を書いたことで、右派やネット右翼から総攻撃を受けた記者だ。内定していた再就職先や勤務先の大学に抗議が殺到、さらに家族への殺害予告まで送られるなど、スケープゴートにされた植村氏への“リンチ”は過激化した。
(以下略)

■検証記事

-------------- iRONNA 2014.12月

いつの間に!オノレが被害者、朝日新聞(笑)

 

朝日、反転攻勢に出る

 朝日新聞は10月7日、〈慰安婦報道、元記者の家族も攻撃 ネットに子の写真や実名〉と題する記事を掲載、植村氏が特別講師を務めていた北海道の北星学園大学にも脅迫が及んでいることを受け、〈学者や弁護士、ジャーナリストらが6日、同大を支援する「負けるな北星!の会」を結成〉したことを報じた。 

 

 同日の天声人語も、この会の結成について触れている。

 〈(北星学園)大学を応援する会が、きのう発足した。「負けるな北星!の会」という。作家の池澤夏樹さんや森村誠一さん、政治学者の山口二郎さん、思想家の内田樹さんらが呼びかけた。元自民党幹事長の野中広務さんらも賛同人に名を連ねる〉

 

  これを読んで、私は椅子から転げ落ちそうになった。これは朝日お得意の「市民が動き出した」の所作ではないか。

  朝日は慰安婦検証記事以降、メディアが続けてきた「朝日バッシング」に対し、言論弾圧の被害者を装うことで「全面反転攻勢」を仕掛けようとしているのである。

 この「言論弾圧」の発端はご存知のとおりだ。簡単に振り返っておこう。

 

  今年3月、植村隆元朝日新聞記者が神戸松蔭女子学院大学教授に就任予定であったが、直前になって大学側から雇用契約を解消された。

  非常勤講師として働いていた北海道の北星学園大学で、8月の朝日新聞「従軍慰安婦検証記事」のあと、「植村を辞めさせなければ『天誅』として学生に危害を加える」との脅迫文が届いた。 

 

 また、元朝日新聞取締役の清田治史氏も退職後、帝塚山学院大学教授として職を得ていたが、これも今年9月13日午前、同大学に「(教授を)辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」という脅迫文が届き、清田氏はその日のうちに大学を退職した。

 清田氏は82年、吉田清治なる稀代の詐話師が行った「済州島で一週間に二百人の若い朝鮮人女性を狩りだした」という虚偽の講演内容を記事にした責任者だ。

(中略)

 

天下り先確保が狙い?

 そもそもメディアは、そしてジャーナリストは、時として批判を受けるものだ。私にだって、某宗教団体などから、どうやったのか実家の電話番号まで調べ上げて嫌がらせの電話がかかってくるほどだ。ジャーナリズムの世界では珍しいことではない。大学側がそのことを知らなかったとしたら、あまりにウブというものだ。

  その程度で負けていたら、言論人なんてやっていられない。

 

  メディアでもジャーナリズムでもない理研にさえ、例のSTAP細胞問題で、朝日とは比べものにならない数の批判が押し寄せているのだ。だが、そのことを理由に職員が理研をやめたという話は聞かない。

  しかも朝日新聞は、この10月7日の一連の記事に先立つ10月2日、会社を離れた人間への脅迫に対して「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題する社説で反論している。 

 普通なら「弊社を辞めて民間の大学へ行った元記者が攻撃を受けているのは許し難いことではあるが、ペンを持って闘った人間にはこういうことは起こりうる」としたうえで、言論弾圧に立ち向かえばいい。なぜ、やらないのか。

(中略)

 10月7日の天声人語もこう書く。

〈過去の報道の誤りに対する批判に本紙は真摯に耳を傾ける。しかし、報道と関係のない大学を暴力で屈服させようとする行為は許されない。このさい思想信条や立場を超え、学問や表現の自由、大学の自治を守ろうという識者らの呼びかけは力強い〉

  よく読むと、いずれも「言論弾圧一般に対する批判」以上に、「大学への圧力」を際立たせて批判しているのである。

  常々指摘していることだが、朝日は近年、「今、大学生の就職率が低い」と大騒ぎしている。それは日本に程度の低い“アホ大学”が増えたからだ。アホ大学を出たところで、就職などできないのは当然だ。しかし、朝日はそれを絶対に書かない。

  なぜなら、ちょうど今頃の季節になると、新聞紙面には聞いたこともない名前の大学の四色刷りの全面広告が入る。つまり広告料は入るわ、植村・清田両氏の例を挙げるまでもなくOBは大学に天下りはできるわで、朝日新聞は絶対に「大学批判」ができないのだ。 

 社説や天声人語の「大学への圧力」批判も、「朝日の記者を受け入れると同じ目に遭うぞ」と言われないように、この先の天下り先を確保しようとしているのではないか……そう勘繰られても仕方があるまい。

-------------------  引用終わり

植村元朝日新聞記者が、「親に売られた追軍売春婦を『軍によって強制連行された従軍慰安婦』であるかのように捏造して報じた」こと自体が、日本と日本人に甚大な報道被害をもたらした「フェイクニュース」です。

 

 

こうした「悪意ある捏造報道」を「訂正させ再発を防ぐ」ためにも、法的罰則力を持つ利害関係なき第三者監視機関が必要であり、PL法(製造物責任法)を報道に拡大する必要があります。

 

「放送自由化のための100万署名」にご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い致します。