テレビ朝日「「いずも」 "空母化"必要か」

■ニュースメディア

テレビ朝日

 

■ニュースタイトル

「「いずも」 "空母化"必要か」

 

■ニュース掲載・報道日

2018年12月5日

 

■フェイク理由・ソースURL・その他

尖閣諸島はどこの国ですか?

尖閣諸島や小笠原諸島にまで漁船や軍艦を出して「刺激」しているのは、どの国ですか?

中国が空母を配備し尖閣諸島や小笠原諸島で略奪行為や挑発行為を行っていることをまったく無視した発言。アンカーマン(ニュースキャスター)が、偏った見方をニュースに付け加えることは、適切とは云えません。

■報道内容

------------------  報道ステーション 2018.12.6

「いずも」"空母化"は必要か

 

番組ではまず「中国の船4隻が尖閣諸島に近づいたというニュースに触れ、日本は現在は尖閣諸島まで行くのに20分かかるが、空母化したいずもを尖閣諸島の近くに置いておけば、すぐに対応できる」という話を紹介。しかし富川悠太アナは突然、謎の自説を語り始める。

 

富川悠太「ただ僕思うんですけど、尖閣諸島の近くに空母がずっと待機している状態になったら中国を刺激することになりません?」

 

これに対しゲスト解説者は「日本は尖閣諸島を守る立場なので中国を刺激するということにはならないんじゃないかと思います」と全否定。富川悠太アナの意見は一瞬で消されてしまった。

 

放送後、ネット上では富川悠太アナに対して批判の声が殺到することになる。事態をよく掌握していないし、見解がめちゃくちゃだという意見が噴出している。

■参考記事

------------------  朝日新聞 2018.12.27

尖閣の装備、追いつかぬ海保

 中国は船も機関砲も大型化

 

 台頭する中国を念頭に、護衛艦の空母化などを盛り込んだ防衛大綱。来年度の防衛予算も過去最大を更新する。一方、連日のように尖閣諸島に接近してくる中国公船に対処する海上保安庁の年間予算は、防衛省の4%に過ぎない。

 

■参考記事

------------------  JCASTニュース 2015.11.25

沖縄アカサンゴが激減、海底が「白い砂漠」

 中国漁船による密漁被害は「小笠原と同様酷かった」

 

 

131群体あったのが5群体にまで激減

   沖縄・宮古島にある池間漁協の組合長は、取材にこう話す。

   「宝石サンゴ」と呼ばれるアカサンゴを求め、中国漁船は2011年ごろから沖縄周辺に出没するようになった。背景には、価格の高騰があるとされる。水産庁によると、13年10月~14年1月がピークになり、最大で246隻もの中国漁船団が確認された。

   これを受けて、水産庁が15年8、9月、沖縄近海のサンゴの生息状況を調査した。その結果が11月24日に発表され、アカサンゴなどに大きな被害が出ていることが浮き彫りになった。

   水産庁では10、11年度に同様な調査をしているが、そのときにアカサンゴなど131群体が見つかったところでは、今回は5群体しかなく激減していた。沖縄では使わない中国漁船の青い漁網も、海底で86枚もが見つかった。

   今回調査した26地点では、計147枚もの漁網が見つかっている。密漁の結果、サンゴが折れてしまったり、漁網がサンゴに絡まったりしているケースもあった。

   中国漁船の密漁といえば、小笠原諸島(東京都)の近海で14年に騒ぎが起こったことが記憶に新しい。NHKの調査で海底が「白い砂漠」のようになっていることが分かったが、今回の沖縄は、それに比べてどうなのか。

 

   水産庁の漁場資源課では、取材に対し、3月に小笠原で行った調査結果を元に、次のように明かす。

 

放置した漁網の回収は難しく影響も深刻

「定量的なことは言えませんが、小笠原とだいたい同じくらいの被害だと考えています」
--------------- 引用終わり

 

辺野古への普天間基地移設工事について、「サンゴ礁を守れ」と騒いでいる自称・環境保護団体や著名人は、China漁船によって小笠原や宮古島のサンゴ礁が密漁で荒らされているとき、何か発言したでしょうか?

(※ 参考記事 中国の尖閣侵略はこうやれば阻止できる  iRONNA

       中国が尖閣諸島の侵略的攻勢強める狙い 米海軍大所長解説  iRONNA)