南モンゴルクリルタイ学習会
《現在と過去、歴史を通じて学ぶ中国人の他民族支配》
日時 11月24日 14:30~
場所 北沢タウンホール
に出席しました。
講演に先だって、一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会の役員であり当協会理事でもある吉田康一郎氏より、
China共産党によって侵略されたチベット,ウィグル(東トルキスタン),南モンゴルのうち、チベットやウィグルでの人権弾圧や100万人規模の強制収容について国連で欧米から指摘があり、国際問題になっていること
China共産党による占領地での強制収容や人権弾圧の実態が日本のメディアでほとんど報道されないこと
などが指摘されました。
講演 (1).南モンゴルにおける現在人権状況報告
講師 オルホノド・ダイチン氏
チベットやウィグルほど国際的に知られていないのは、入植したChina人との人口比がほぼ同数である両国と比べ、モンゴル人は4分の1以下であるため、海外に知らせる余力が残されていないためである。
モンゴル人の生活基盤である放牧を禁止し、環境規制の厳しくなった南部から工場を移転して環境破壊を行っている。
学校を合併してChina語教育を押し付け、モンゴルの文化・歴史を奪っているだけでなく、祭りでチンギス・ハンの絵を楊弓(ようきゅう)の的にするなどモンゴル人に対する差別的行為を日常的に繰り返している。
土地は収奪され、家畜を奪われ、多数の餓死者が出ている。
講師 三浦小太郎氏
内田良平は、アジア主義者として活躍し、辛亥革命などを熱烈に支援した。しかし、辛亥革命が結局は国家意識に基づくものではなく、単なる個人の権力闘争に過ぎなかったことから、「Chinaでは近代的国民国家はあり得ない」との結論に至る。
日本の失敗は、前近代的なChina人のルールに干渉しなかった欧米の植民地支配と違って、同じ人間として近代的な日本(および欧米の)ルールを広めようとしたために生じた。
満蒙、つまりモンゴル人と満州人はChinaの前近代性に侵されていなかったので、Chinaと違って独立させ近代的な政治体制をつくることが可能である。この思想が満蒙独立運動に繋がり、日露戦争で日本軍に協力したバボージャブ将軍のモンゴル独立戦争に続く。
Chinaの社会構造は
1.読書社会 = 権力闘争を繰り返す知識層
2.遊民社会 = 暴力で他者の財を奪う賊と官
3.農商工社会 = 一般民衆
の3層構造からなる。
Chinaの民主化運動も、半分は権力を取り上げたいという1の知識層の権力闘争の1種であり、民主化運動家の半分は「モンゴル人は畑を耕すべき」と考えている。
現在の共産党体制が安定しているのは、2の暴力的な存在が共産党として権力と軍事力を握っているためである。
3の一般の民間人は、勢力の強い者に従うのみで、「正義」などあり得ないと考えている。
だから、上からの近代化が成り立たない。
Chinaでは、近代的な人間が居ても極一部で、彼らはChinaでは力を持つことが出来ない。
ヨーロッパの革命は中央で起こる国民革命と、「国民革命」と名前が付いていてもChinaの革命は権力を持たない周辺部の者が中央に攻め上る権力闘争とは根本的に異なる。
内田良平の「アジア主義」は「仲良くするだけの理想主義」ではない。
実際にChinaでの革命を応援した結果、暗殺を伴う権力闘争に堕しての失敗とその挫折感から、「Chinaの近代化は無理である」という現実を踏まえ、Chinaの文化的・政治的停滞から最も遠いモンゴルと満州を独立させ支援することで、ソ連の侵略に備えるという現実的な思想だった。
(参考動画 ρ(・・。) )
「報道しない自由」によって、China共産党によって侵略され支配されているチベット,東トルキスタン(ウィグル),南モンゴルの苛酷な現実が日本人の目から隠されています。
被支配者を弾圧しているChina共産党は、尖閣諸島のみならず、沖縄の領有権も主張しているのです。
「報道しない自由」は、確実に日本人の生命・財産を脅かしているのです。
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