沖縄・台湾・その狭間の尖閣 (日本沖縄政策フォーラム)

2018.10.27(土)  文京区民センター A・B会議室

「中国の覇権・侵略を阻止せよ」

台湾と沖縄は、共産党Chinaの侵略圧力に晒されている。

手をこまねいていれば、日本もチベットやウィグルのように共産党Chinaに侵略されるだろう。

China共産党の魔の手から逃れるには、アメリカとの同盟を確固たるものとしながら、日台で連携を取って対応していく他はない。

共産党による独裁が続くChinaとの平和・共存が、夢物語であることは、侵略されたチベットやウィグル等を見れば明らかである。

 

台湾のみならず、共産党Chinaによって侵略されたインドやチベット(東トルキスタン),満州国の方々も登壇され、被占領地の悲惨さや凄惨な人権弾圧の現状、国防の重要性を訴えられました。

日本沖縄政策フォーラム・仲村覚理事長

「誰が沖縄県民を先住民にしたのか」

 

今年4~5月に配信された中国のニュース番組は以下のように報道しています。

<琉球民衆は今、日本からの独立を固く決意している。実際、琉球が日本の領土に組み込まれた時、琉球民衆は強烈な抵抗をした。(中略) いま、日本政府の再三の不祥事、各種情勢の不振のもと、琉球では再度独立の嵐が起きている。>

  中国は、沖縄を憲法改正阻止の橋頭堡にし、さらに自主決定権(民族自決権)により米軍基地の撤去して、最終的には琉球の独立を支援するという名目で沖縄に侵略することを目論んでいます。

国連の「沖縄県民を先住民と認めるように日本政府へ勧告」してきたのは、その工作の一環です。

 

国際政治学者の藤井厳喜先生

「米中対立と自由アジアの興隆」

 

 アメリカは、「投資をし、技術を移転し、世界の自由貿易体制に組み込んでいけば、中国もやがておとなしい国になるだろう」と考えていたが、中国の経済規模が約10倍になった現在、軍事的脅威が明らかになってきた。

日本でも田中政権による日中国交回復の時から、「中国は共産主義体制だが、圧倒的に貧しい国であり、ある程度豊さを手にすれば自然と中産階級が増え、外国人との交流も盛んになって、情報が流入し、自由化が進むだろう」という希望的観測がずっとあった。

しかし、そんな期待とは裏腹に国が豊になればなるほど軍国主義が強くなった。ウイグル、チベット、南モンゴルなど、中国は外国を侵略し続けている。これは中国国内の人権問題などではない。独立国家だったチベット、ウイグル、東トルキスタンなどの国に中国が侵略を仕掛けて占領したその状態がいまなお続いており、占領下で人権弾圧が行われているのだ。

トランプ大統領になって、アメリカは本気で中国と対峙している。「中国共産党は人類共通の敵だ」ということがはっきりした。

最後に、

 

一、中国の覇権主義と侵略、そして人権弾圧と戦い続ける。 

一、日本民族の分断を招く、国連先住民族勧告の撤回をオールジャパンで取り組んで実現させる。

 

の二つを満場一致で可決・採択しました。