放送自由化のモデルケース、ラジコ(rajiko)

テレビ同様、ラジオにも放送対象地域というものがあり、受信できるエリアが放送法によって制限されています。

インターネットでラジオ番組を配信するラジコ(rajiko)は、有料ですが、全国のラジオ番組を受信できるサービスを提供しています。

ラジオ番組はテレビ番組と違って

音声データのみなのでデータが小さいため、

スマホでもスムースに受信可能です。

 

重たい動画データを配信するテレビを、

同じようにインターネットで全国配信するのは、

容量的に困難だと考えられます。

 

テレビ番組の場合は、アナログ放送から地上波デジタル放送に切り替わった際にスクランブル(暗号化)放送になっていて、受信機が放送制限区域外の番組を再生できないようにしています。

したがって、技術的にはスクランブルを解除するだけで、全国の放送番組が可能になるでしょう。

インターネットで配信せずとも、放送法を改正してスクランブルを解除するだけ・・・・
簡単でしょ?

有料とはいえ「地域制限の掛かっているラジオ番組を全国配信できているラジコ(rajiko)の存在は、「テレビ地上波で地方局からの全国放送」を求める「放送自由化のための100万署名」にとって「全国放送の実績」の1つと云えるでしょう。

 

ラジオで全国放送できたなら、テレビ地上波でもできる筈。