政治家の犯罪を「報道しない自由」によって覆い隠すメディアは、もはや「報道機関」と名乗るべきではないでしょう。
「もりかけ」では、直接政治権限を持たない首相の奥方まで「疑惑」だけで事細かに情報渡れ流しながら、元市議まで努めた政治家の殺人事件では実名報道どころか所属政党まで隠すなんて、ジャーナリストとして恥ずかしくないんですかね?
[新聞各社の報道比較]
・千葉日報 (地元紙)
「元千葉市議 、小田求 容疑者」
・産経新聞
「元千葉市議、小田求 容疑者、元民主党、前科有り」
・毎日新聞
「元千葉市議 、小田求 容疑者」
・読売新聞
「元千葉市議」
・朝日新聞
「元千葉市議」
[Twitter情報]
親族刺傷の元民主党市議小田求を、田沼たかし氏の対抗馬として議員に仕立てたのは民主党の田島要議員。田島氏の子飼いであった熊谷市長はこの時の選挙で今回の容疑者と社民党系候補に対する応援をDMで呼びかけ公職選挙法違反で告発され、小田求に関するツイートも削除。
千葉市稲毛区の居酒屋で13日夜、同区の家族4人が切り付けられ、幼稚園児、高木彩友美(あゆみ)ちゃん(6)が死亡した事件で、千葉県警が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した元千葉市議、小田求容疑者(46)。15日午前、千葉西署から千葉地検にされる際に、集まった報道陣を見て笑みを浮かべながら捜査車両に乗り込んだ。ひげを生やし半袖Tシャツ姿で、市議時代の風貌とは違っていた。
小田容疑者は平成21年10月の千葉市議補選(稲毛区選挙区、欠員2)に民主党から出馬して初当選を果たし、市議を2期務めた。鉄道会社と同じ読みの「おだきゅう」が愛称だった。
桐朋学園大音楽学部卒。市議選出馬に当たっての報道各社の取材には自身の職業をバリトン・オペラ歌手と答えていた。市議在任中の24年には市内の公民館や四街道市のキリスト教会で開かれたチャリティーコンサートに出演。歌手としても活発に活動していた。
ただ、議会活動では初当選から約1年後の22年11月に「(21年9月に誕生した)民主党政権を受け入れることができない」として同党を離党し、無所属に。2期目途中の25年3月には、父親=当時(66)=をスチール製の棒で殴り、左腕などに全治3週間の打撲を負わせたとして県警に傷害容疑で逮捕され、その後起訴猶予になっている。
千葉市稲毛区の居酒屋で13日夜に家族4人が親族の男に包丁で切りつけられて長女(6)が死亡、両親ら3人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された住所不詳、元千葉市議、小田求(もとむ)容疑者(46)が「4人とも殺そうと思った」と殺意を認める供述をしていることが捜査関係者への取材で判明した。
県警によると、小田容疑者は4人と来店。個室のテーブルに着いて約15分後、かばんの中にあったとみられる包丁で次々と4人に切りつけた。【富美月、秋丸生帆】
※ ネット記事の <元市議の小田容疑者>任期中に父親への暴力事件が問題に のリンク先に「小田容疑者は2009年の市議補選に旧民主党公認で初当選。10年に離党し、2期務めた。任期中の13年に父親に対する暴力事件が問題になった。」との記述有り。紙の新聞紙面には、ちゃんと「民主党の議員だった」と書いたのでしょうか?
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