2018年1月17日
アメリカ合衆国のトランプ大統領は、
トランプ大統領に関する報道で、
報道内容が著しく事実と異なると考えられる11件の「フェイクニュース(虚偽報道)」を
「フェイクニュース(虚偽報道)」大賞」として発表しました。
※ トランプ大統領のTwitterでの表現
「最も間違いが多く、偏った主要メディアに向けたフェイクニュース賞
(The Fake News Awards, those going to the most corrupt & biased of the Mainstream Media)」
直接口頭で発表するのではなく、トランプ大統領が17日夜Twitterで「フェイクニュースの勝者は…」と書き込んで、与党・共和党のホームページに誘導し、賞状形の動画で文章として発表されました。
ちなみに、「尊敬する偉大な記者は大勢いるし、米国民が誇るべきよい報道もたくさんある」ともtweet(ツイート)されています。
1.ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)
2016年の大統領選でトランプ氏が当選した際、
「トランプ当選で株式市場の上昇は見込み無し」とした報道
ポール・クルーグマン
(※ ダウ平均は最高値を更新)
2.ABCニュース(ABC News)
ロシア疑惑誤報でダウ350ドル暴落事件
3.CNNニュース(CNN)
トランプ大統領とウィキリークス関連の誤報
4.タイム紙(TIME)
「トランプ大統領が執務室からキング牧師の肖像を撤去した」と誤報
5.ワシントン・ポスト紙(Washington Post)
記者がフロリダの集会数時間前の写真で「客席ガラガラ」と報道した事件
(※ 2017年の衆議院議員選挙で一部の反安倍活動家だけを大写しして「選挙演説では安倍首相に批判的な聴衆が多い」と報道したのと同じですね)
6.CNNニュース(CNN)
2017年11月の初来日時、トランプ大統領が安倍首相と鯉(こい)に餌をまく映像を使って乱暴な印象を与えた報道
(※ 一度に大量に餌をやったのは安倍首相が最初でトランプ氏は真似ただけ)
7.CNNニュース(CNN)
2017年6月のロシア疑惑誤報でCNNの記者が3名解雇になった事件
8.ニューズウィーク(Newsweek)
ポーランド大統領夫人からトランプ大統領が握手を拒否されたと報道した事件
(※ ポーランド大統領が直接報道内容を否定した)
9.CNNニュース(CNN)
FBIの込みー長官に関する報道
10.ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)
「トランプ大統領は気候変動に関する調査を隠している」と報道した事件
11.政権を巡るロシア疑惑自体
(※ 「共謀はなかった」のに事件として連日報道。「もりかけ」報道と同じ構図ですね)
なお、
CNN・・・朝日新聞と提携。
ニューヨークタイムズ・・・朝日新聞と提携
ワシントンポスト・・・読売新聞と提携
ABC(2位)・・・NHKと提携関係
と、見事に日本の「フェイクニュースの大元」とくっついてますね。
大統領就任会見でのトランプ大統領の言葉は、日本のマスコミにも当てはまるのではないでしょうか?
「虚偽報道を行って世論を誘導しようとするマスコミは報道機関に値しない」
ちなみに、日本のマスコミが「『フェイクニュース』の垂れ流し」とともに駆使するのが「『報道しない自由』の乱用」です。
朝日新聞やNHKをはじめ日本のマスコミは、トランプ大統領が掲げた「フェイクニュース大賞」の受賞記事そのものと事実との相違点についてはまったく触れませんでしたね。
ρ(・д・*)こんな報道では、単にトランプ大統領が自分に批判的なメディアに対して一方的に圧力を掛けているようにしか感じられません。明らかな印象操作ですね。
NHK 2018年1月18日放送「NHKニュース7」
ある特定の政治目的や、部数や視聴率,ウェブサイトへのアクセスを増やすために、テレビ,新聞,週刊誌,月刊誌などの紙媒体やインターネットサイトやソーシャルメディア等から配信される偽情報やデマ
口コミ(口頭でのコミュニケーション)やテレビ・新聞・ラジオ・雑誌等のマスメディアによる報道、ソーシャルメディア(SNS ソーシャル・ネットワーキング・サービス)によって拡散される間違った情報
を指す言葉です。
(イラストは今村復興大臣と記者会見中にわざと挑発するような言葉を投げかけたフリージャーナリスト・西中誠一郎で、今村復興大臣を悪者にしたメディアを風刺する画(satirica氏作))
「フェイクニュース民主主義」とは・・・
「フェイクニュース(虚偽報道)」によって選挙結果や政権の支持率、国会質疑による法案の審議結果などの政治状況が左右される状態
のことです。
2009年の「民主党政権が誕生することになった政権交代選挙」は、 マスコミによる世論誘導が最も効果的に作用した典型例と云えるでしょう。
テレビや新聞,ラジオなどの既存メディアからしか情報を得られない所謂(いわゆる) 情報弱者(「情弱」と略される) の多くが、ハーメルンの笛吹きに踊らされるネズミや子供達よろしく、特定の政治的意図を持った情報に踊らされ、国の行く末を過つ一票を投じる可能性があるのです。
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サカイ ミナコ (木曜日, 01 2月 2018 19:32)
本当ウソばかりでテレビは信用できません。
NHKはフェイクニュースをソースにするのをやめて欲しい。